2024年春季年会特別セッション
「TAO望遠鏡の科学観測開始に向けて」
日時・場所:
2024 年3 月12 日(火)16:30 〜17:30
A会場(小柴ホール)+オンライン
概要:
東京大学アタカマ天文台(The University of Tokyo Atacama Observatory; TAO)は、南米チリ共和国北部のアタカマ砂漠にそびえる高峰、チャナントール山頂(標高5,640m)に位置する世界で最も標高の高い天文台で、高い晴天率や乾燥した大気など世界最高の観測環境にあり、高い赤外線透過率を誇ります。
現在、東京大学天文学教育研究センターでは、口径6.5mの光赤外線望遠鏡であるTAO望遠鏡の建設を進めており、2024年度中の科学観測・共同利用開始を目指しています。
そこで本特別セッションでは、TAO望遠鏡と観測装置の性能や公募観測の枠組みについて、学会員の皆さまにお知らせするとともに、TAO望遠鏡で期待されるサイエンスについての講演を実施する予定です。
プログラム:
TAO望遠鏡と観測装置の性能
公募観測の枠組み
TAO望遠鏡で期待されるサイエンス
「赤外線観測を用いた銀河研究とTAOへの期待」稲見華恵(広島大学)
「TAOが明らかにする太陽系小天体形成と軌道・熱進化」大坪貴文(産業医科大学)
Links:
問い合わせ先:
特別セッション世話人:宮田 隆志、柏川 伸成、土居 守、江草 芙実(東京大学)
TAO共同利用ヘルプデスク <tao-openuse-help_at_ioa.s.u-tokyo.ac.jp>